23<<自他力本願>>


※精神の修業法には、自力的修行法と他力的修行法があります。

自力的修行法とは自分の意識や行動で未来の功徳を得ることで、他力的修行法とは完成した人や本尊等を信じてそれに感応することで功徳を得ようとすることです。

基本的には神道的信仰は他力であり、仏教の因果応報は自力の教えになります。しかし、神道にも自力的修行法があるように、仏教の中にも他力的修行法があります。例えばーーー神道の六根清浄は自力の修行であり、仏教の釈迦仏や阿弥陀仏等を信仰する行為は他力の修行になります。

*法華経の修行法では題目が自力であり、本尊が他力になります。
(シンボルマークにも、自力のマークや他力のマークがあります)

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